自動リロードの謎


ベルトにセットしたアイテムを使用すると自動的にリロードしてくれる必須といっても過言ではないオプションである。

この自動リロード(以下自リロ)というオプション、実は武器と靴だけは付加することができない。

武器はまあなんとなくわかるよ。

でも靴はなぜだ!不公平だ!靴が可哀そうだ!



今日はなぜ靴に自リロがつかないのかということについて検証してみる。



可能性としては次の2つが考えられる。
1、物理的に機能の搭載ができないもしくは機能性が著しく失われる。
2、開発者の凡ミス。

まずはこちらをご覧いただこう。



下半身に何もつけていないただの変態王子のように見えるが、フル装備剣士のイメージ図である。

ログイン画面の画像使えば済むことに気がついた時には遅かった…。

各部位ごとに色分けしてある。

うん、わかりやすい。

武器と靴を除く部位は、職専用・首・頭・外套or耳・腰・手・鎧・指である。


ではでは

基本的な自リロ機能の仕組みについて説明しよう。

簡単に言えば、自動販売機の構造と似ている。

商品を買うと、ガラガラガラと次の商品がスロットに補充される。

うん、わかりやすい。

腰への搭載は簡単だ。

では他の部位ではどうだろうか。

鎧については、実は基本的な構造は腰のそれと同じだが、それに加え腰と鎧を連結する装置が加わっている。



次にこちらをご覧いただこう。



お分かりだろうか、実は盾は持っているのではなく、腕に装着しているのだ。

つまり文字通り手すきなわけで、手に自リロがついている場合、

スロットアイテムを使用する度に、手で補充しているのである。

自動じゃないじゃないかと思われる人もいるだろうが、手動で補充するわけではなく、

自リロというオプションがつくことにより、無意識下でつまり手が勝手に動いてしまうのである。

詳細については脳科学と哲学について語らなければならないため割愛させていただく。


他の部位、職専用・首・頭・外套or耳・手・指は、それぞれの部位に小さなポケットがついており、

スロットアイテムを使用するとその部位のポケットからアイテムを取り出しスロットに補充するといった仕組みになっている。

ネックレスにポケットがあるのだ。

イヤリングにポケットがあるのだ。

指にもポケットがあるのだ。

だんだん苦しくなってきたな…。



では本題、武器と靴にはなぜ自リロがつかないのか。

つまりこういうことだ。

武器にポケットはつけられないし、靴に自リロをつけようものなら、激しい屈伸運動の必要が生じる。


無数の矢や魔法が降り注ぐ戦場において、盾でブロックをしながら、攻撃を怠ることもなく、

花を毎秒数個食べたり、時には武器に刃油を塗り、時には万病回復薬を壷から取り出し飲んでいる。

そんな中、屈伸や前屈をして手から一番遠い位置にある靴のポケットからアイテムを取り出しスロットに補充しなければならないのだ。

これはかなり危険な行為である。


どうだろうか、この考察。

かなり矛盾だらけである。

ということは、もう一つの可能性である、2、開発者の凡ミス。

これではなかろうか。

どうやら間違いない。



結論:「開発者の凡ミス」



おしまい。




剣士のイメージ図ぜんぜん使ってないじゃないか…


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